2019.09.03熱射病
一旦涼しくなったと思ったらまた暑くなりそうな予感がするこの頃。
気を付けるべきことはやはり熱中症です。
熱中症の中で最も重症である熱射病(労作性熱射病)には対処を誤ると
死の可能性があったり、後遺症が残ったりしたりします。
熱中症のように卒倒したりぐったりする様子の他、中枢神経系の異常に
よりヒステリー、攻撃的な言動、見当識障害な様子を見受けられます。
活発に動いているからといっても元気であるという事は必ずしもそう
である事ではないのです。
さらに熱中症ではよく汗をかかなくなったら危険と言いますが、熱射
病では汗をかかないことはありますが中には大量の発汗を起こすこともあります。
熱射病は外環境の影響で体温が上がるという事ではなく、自力での体温
調整が出来なくなるために体温が上昇していく状態です。
定義では40.5℃以上を熱射病とする。
※42℃以上の持続的な高体温は血中の炎症により、細胞代謝の停止、
壊死へと進みます