2019.10.01応急処置
今週末は各地域で運動会があると思います。
ぶっつけ本番で望む方、事前に練習を積んで望む方様々いると思います。
本番は練習以上の力を出していくため思わぬ怪我を負う可能性があります。
怪我を負った際に行う応急処置に必要な5つの処置の頭文字をとって
PRICE(プライス)といいます。
PRICE(プライス)とは、次のことを意味します。
●Protection プロテクション=固定、三角巾、包帯、段ボールなどで
関節が動かないようにし、悪化しないようにする
●Rest レスト=安静、ケガしたところを動かさないこと。体重をかけ
ないように休ませます
●Ice アイス=冷却、氷で冷やすことで痛みを和らげ腫れを防ぐ
●Compression コンプレッション=圧迫、包帯などで圧迫することで
内出血や腫れを防ぐ
●Elevation エレベーション=挙上、ケガしたところを心臓より高い
位置に保つことによりむくみ、腫れを防ぐ
PRICE処置を損傷直後に適切に行うことで、これ以上の怪我の悪化を
防ぎ早期の復帰を目指すことができます。
PRICE処置を行う時間は15分~20分が目安になります。そして、40分
~60分の間隔を開けた後にPRICE処置を再び行います。症状によりま
すが受傷後24~72時間は可能であるならこのサイクルを繰り返します。
当日では分院の先生が救護に向かっている地域もあります。
良ければそちらを利用するのが良いでしょう。