2020.07.21熱中症
熱中症のなかに『熱射病』というものがあります。
熱射病は熱が体外へうまく放散されないために、体温が急上昇し中枢
機能に異常をきたした状態です。
高体温(40.5℃以上)の高体温による意識障害が起こり、死亡率が高いです。
意識障害といっても応答が鈍いであったり意識がないといったものだけ
でなく、ヒステリーや攻撃的な言動も熱射病の意識障害である可能性が
あります。
ちなみに42℃以上の持続的な高体温は血中の炎症が起こり細胞代謝の停止、
壊死へとなり多臓器不全になります。
つまり高体温により変形、破壊されたタンパク質は元には戻りません。