日常生活のなかで特に足の裏をぶつけた記憶もないのに痛みを感じる事はありませんか？ 足の裏の痛みの原因には様々なケースが考えられます。 人の足の形には個人差があり生まれつきのものから生活習慣や環境になどの影響により変化するものがあります。 足底の骨にはいくつかのアーチと呼ばれる弓形のカーブが存在し、これが板バネの役割をして衝撃を吸収し、歩行動作にも重要な役目をしています。 これらのアーチが低下したものが扁平足であり逆に高すぎるものをハイアーチなどと呼びます。 足の裏には踵から足趾の付け根にかけて足底腱膜といわれる組織があり、ランニングやジャンプなど足底腱膜に繰り返しの外力により外力が加わり炎症を起こすことがあります。一般的には内側縦アーチに痛みが存在すると言われています。 まずは、硬いコンクリートでの作業を避け、スポーツでは跳躍、マラソンなどの競技はできる限り中止しましょう。 上記のような足裏の障害は一部ですが、日々の足裏の状態をケアするにあたり、自分に合った靴選びや足の指を使う運動、マッサージなどして良い状態を保つようにしましょう。 たまに靴の裏を見て靴裏の減り方で自分の歩くクセを知っておくのも良いのではないでしょうか。 （永島）