2021.08.10熱痙攣
暑さとは関係はないのですが水分補給の際に水のみの
補給を続けていると筋肉が痙攣してしまうことがあり
ます。これは多量の汗をかくと水分だけでなく電解質、
つまり塩分もいっしょに失われてしまうためその状態で
水分のみの補給になってしまうと筋肉を緩めるための
電解質が足りなくなり痙攣が起こってしまうのです。
基本的には起こってしまったら痙攣部分をストレッチし
電解質(塩分)の補給を行います。この痙攣自体は暑さに
よるのものではないため他の熱中症の様に冷やす必要は
ないのですが、痙攣が起こるほど水分をとっているとい
うことは状況的に熱中症も併発している可能性が高いため
その処置も行います。1箇所の痛みではなく持続的などん
痛が全身にあり、手足が動かせない場合は筋融解の可能
性があるため直ぐに医療機関への搬送が必要はになります。