2023.04.13野球しよ~ぜ!
皆さんおはようございます!
野球がブームになっているので野球にちなんだスポーツ障害のお話を致します
野球肘なんて言葉を皆さんは聞いたことあるでしょうか、
野球肘とは内側、外側2つに分かれます。
まず内側型野球肘は、野球をする成長期(10歳~15歳くらい)のお子さんに多く見られる症状で、野球をするお子さんの、約10%~30%に「屈筋群の炎症」や「内側上顆剥離骨折」などの症状が現れるといわれています。
また、筋力が強くなる16歳以上のお子さんでは、内側の靱帯を損傷する症状も現われます。
いずれも、早期発見・早期治療が重要で、症状が軽い早期であれば、半月から1か月程度の施術で改善することが可能です。しかし、発見が遅れたり痛みを我慢して腕を使うなどの無理をすると改善に3か月以上かかったり、手術が必要になる場合もあります。
続きまして、外側型OCD(離断整性骨軟骨炎)は、成長期(10歳~15歳くらい)の野球をするお子さんの、約1~3%が発症するといわれています。
初期には、痛みなどの自覚症状がなく投球も通常にできるため周りからも見つけにくのが特徴です。
症状が進むと、痛みが出てきますが、早期に処置すれば保存療法で元の状態に戻すことができます。ただし、この時期に無理をすると症状が悪化し、日常生活での腕の曲げ伸ばしでも激痛が起きるようになります。
こうなると、保存療法だけでの改善が難しくなり、場合によっては手術が必要になります。
早期発見、早期治療が必要になりますので少しでも違和感を感じたら受診🏥しましょう。