2024.11.05気道確保
気道確保も胸骨圧迫ほど優先的にやることはないですが可
能であれば行います。
傷病者の下あごを引き上げ、頭部を後方に倒すことによっ
て喉の奥を広げ空気を通りやすくし、気道を確保します。
気道を確保したら人工呼吸へ移ります。
気道を確保したまま鼻をつまみ自身の口で傷病者の口を覆
うようにふさぎます。
傷病者の胸を見ながら浮き上がるのがわかる程度に息を吹
き込みます。
約1秒ほど吹き込んだら送り込んだ傷病者の息を自然に出さ
せるためにいったん口と鼻を摘んでいた指を離し、肺に
たまった空気が吐き出されたら再度鼻をつまみ口を覆って
息を吹き込みます。