2013.02.02ぎゅうにゅう
牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる。。。って人いますよね。
でも牛乳って健康いいものだから、、と思って飲んでいる人がいるかもしれませんが無理は禁物!
牛乳の主成分である乳糖は特殊なもので
ラクターゼという酵素によって分解され吸収されています。
でも大人になるにつれてラクターゼ活性は低下してしまいます。
体内では分解・吸収できないものは「異物」扱いされます。
牛乳を飲んで下痢になる人が多いのは、これが原因なので、ごく自然なことです。
ですが、中には乳糖を摂り続けることで再び酵素が活発になっていたり
乳製品を日常的に色々と摂ることで、大腸内で乳酸菌の数が増えて
その乳酸菌が乳糖を食べてくれることで、下痢をしなくなっているのです。
第二次世界大戦以前は日本で牛乳を飲むのはまれでした。
しかし戦後に脱脂粉乳が持ち込まれ、牛乳は栄養食品であると植えつけられた結果
学校給食はもとより病院などでも出されるようになりました。
確かにカルシウムは豊富ですが、牛乳のみに含まれているわけではありません。
魚や豆腐などにも沢山含まれているので、和食を食べていれば十分に補えます。
牛乳に含まれる乳糖だけでなく、カゼインという蛋白も問題があるようで
アメリカの小児科医では牛乳を進めていない病院もあるぐらいです。
牛乳を毎日飲めば健康になれる!なんてことは、もう昔の話しのようです。
ん~色々と判明しているのになんで対応しないのか不思議ですね。(相澤)