2019.06.16ピークは30代!
かつては酒好きおじさんのぜいたく病といわれた痛風ですが最近では20~30代で発症する人が急増しているそうです。
現在、国内の痛風患者は約100万人で24年前の統計から4倍に増えています。生活習慣の変化で若年化が進み、今では発症のピークは30代だそうです。
痛風は血液中の尿酸値の高い状態が数年続くと引き起こされる関節炎です。尿酸値の危険水準は、高尿酸血症と診断される7mg/dl以上で、この数値を超えると発症リスクが高まります。
血液中の尿酸が高くなると関節液の中で尿酸が溶けきれなくなり針状の結晶となって関節周辺に溜まります。ここに刺激が加わると結晶は剥がれ落ちます。これを白血球が異物と認識して攻撃するため、炎症を起こして激痛をもたらします。
発症者の約半分は足の親指のつけ根に痛みを訴えます。この他、足の甲やアキレス腱、くるぶし、膝にも痛みが出ることがあります。
足の指がムズムズしたり関節がうずくのは痛風の前兆かもしれません。生活習慣に心当たりのある方はご注意ください!