2014.06.12袈裟固め
ある学校に行ってきました。ご挨拶も兼ねて柔道場に向かい、練習を見学させて頂きました。広くて綺麗な柔道場で、みんな一生懸命練習をしていました。監督先生は、新入生らしき白帯の生徒さんに受け身を指導していました。一方、黒帯を締めている生徒たちは、寝技に精を出していました。抑え込まれ、必死にエビやブリッジ(柔道ことば)を駆使しながら抑え込みを解こうとしている子。そして押さえている方に目をくばると「袈裟固め」が多かったような気がします。もちろん、袈裟固めの変化技(後ろや崩れ)なども多かったです。自分自身、袈裟固めは逃げられやすいと云うイメージがあるので、あまり使わなかった技なんですが・・・
何の参考になるか分かりませんが、一応簡単に説明しま―す!
袈裟固の変化技
技の特徴
崩袈裟固は、正式な袈裟固以外のものを指し、様々なタイプがあります。
技の性質
相手の顔でなく足の方を向いた体勢で抑える後袈裟固では、相手の腕を脇に挟んでしっかりとロックし、もう片方の手で相手の下ばきをつかんで抑えます。
このとき、相手に背中が向いていると、抑え込みにならないため、体を乗り出し下を向くようにします。
相手はブリッジをしたり、ロックされていない方の手を使って防ごうとしてきますが、足を大きく前後に開いてバランスをとり、脇に挟んだ相手の腕をしっかりとロックすることで持ちこたえます。
崩袈裟固と言われる技の別タイプには、相手の脇に自分の腕を差し入れ、もう片方の脇で相手の腕を挟み込み、しっかりとロックして相手が腕を使えないような状態にして抑え込む方法もあります。
この場合も袈裟固と同様に、相手の頭に近い方の足は前に伸ばし、もう片方の足は、膝を立てて、バランスをとり、持ちこたえます。