2012.10.27ライン下り
毎週木曜日は、滑川町月輪の「島田接骨院」に勤務している。ある患者さまがお子様と一緒に来院された。
他の患者さまから頂いた厚紙で作成した「ライン下り」の舟模型をみて、「何で川下りと言わないで、ライン下りって言うの?」と母親に聞いている光景を目にした。
【ライン下り 】
日本国内の川下りのうち「ライン下り」と名の付くものがある。もともとは、ドイツのライン川を下ることを「ライン下り」と言い、ライン川でない日本の川を下るのに、「ライン下り」というのは誤用だが、志賀重昂が美濃加茂市から犬山市までの木曽川の渓谷の風景がヨーロッパ中部を流れるライン川に似ていることからこの渓谷に「日本ライン」と命名したため、この渓谷の川下りに「日本ライン下り」の名前がついた。
その後、「ライン下り」とは船で渓谷を下る川下りの代名詞のようになり、各地の同様ものに「ライン下り」の名がつけられていった。