2012.10.24腰痛①
ヒトと腰痛との関わりは、ヒトが二足歩行を始めて以来、体重が腰や下肢に乗りやすくなり、腰に加わる負担がが大きくなりました。その為、現在に至るまで、腰痛との長い付き合いをしてきました。
人間の背骨は首からお尻にかけてS字状の彎曲を呈していて、背骨の間には椎間板と呼ばれるゼリー状のクッションのような役目をしているものがあり、またその周囲の筋群が骨格を支え、それぞれがバランス良く役割りを果たしています。
これらは、長い生活の中で年齢と共に椎間板の減少、筋力低下など、またスポーツ活動や仕事により腰を支える筋力が疲労により正常な活動を行えなくなった際に腰痛として現れます。
次回は腰痛のおおまかな原因、予防、治療について説明します。
(永島)