2012.10.30火曜日の召田です!パート7
先週は炎症期まで書いていきました。なので続きとして今週は仮骨形成期から仮骨硬化期まで書いていきます。
仮骨形成期では骨折部から新しい骨が形成されますが、この時期の新しい骨のことを仮骨といい完全な骨とはいえません。この仮骨はカルシウムが無いためにとても軟らかいものなので、完全な骨とは違い強さや安定性など欠けすぐに変形や位置ずれなどをします。この時期が少し続いたら今度は仮骨硬化期に入ります。
仮骨硬化期に入ったら一番最初の反応の炎症期は終わります。仮骨硬化期では仮骨にカルシウムを沈着させ石灰化させて硬く強い骨に近づけていきます。このときに初めてレントゲン画像などでも映るようになります。
骨が付いていくのも次で最終段階の「リモデリング期」です。なので次回は最後に「リモデリング期」を書いていきます。