2013.01.20回内・外旋損傷
今週は回内・外旋損傷について紹介させて頂きます!
この損傷は最初に紹介した回内・外転損傷と似ていますが、最後に加わる力が異なります。
最初に加わる力は回内ですが最終的には外旋(足を外側に捻る力)が加わります。
まず、回内により三角靭帯が緊張しさらに外旋力が加わると靭帯が断裂または内くるぶしの骨折をすることがあります。
断裂または骨折により外旋力が強まると前距腓靭帯を断裂させ脛腓関節が離れる事があります。
靭帯の断裂が起こらない場合は靭帯の付着部である脛骨の骨折が疑われます。この骨折をチロー骨折と言います!
これに力が加わると腓骨の骨折も合併してきます。
このようになると手術も考えなければいけません。
次回は回外・外旋損傷について書かせて頂きます!(櫛渕)