いわゆる「突き指」には、骨折・脱臼・捻挫に腱断裂があります。ご存知でしたか？
ボールを取り損ねて「突き指」しました！と駆け込んでくる子供たち。よーく診させて頂くと骨に異常はなさそうだ。
捻挫の症状を呈するため、「○○関節の捻挫です。」と伝えると、子供も保護者もビックリ顔！次いで出た言葉が「突き指じゃないんですか？」 俗に云う「突き指」は原因名であって負傷名ではないことを説明。きちんとお話をさせて頂き、理解して頂きました。
正直、「突き指」が原因名であっても負傷名であっても私はどちらでもいいと思います。大事なことは、捻挫の極々軽度のものが「突き指」と位置づけされ適切な治療もなく、後遺症などを残してしまうことが少なくないということです。
軽度と安易に考えず、ケガをしたら早急に「ケガの治療のスペシャリスト」「柔道整復師＝接骨院」を受診してください。