2013.07.07大腿骨頚部内側骨折

先週説明したとように大腿骨頚部骨折は内側と外側骨折に分けられます。
その内の内側骨折について今週は紹介していきます!
この骨折は転倒時に大転子部を打った場合に多く発生します。
また歩行時や起立動作の際に、捻る力や屈曲力が加わり発生することもあります!
ほとんどの骨折では起立の不能になることがありますが、外転型骨折の噛合骨折(骨折部が噛み合ってる骨折)では歩行可能な場合もあります!
さらに足の長さが短くなり、外旋位になります。
腫れは余りみられず、足の付け根辺りに圧痛、叩打痛、軸圧痛があります。
基本的に内転型骨折は骨癒合不良や合併症などを避けるため手術の適応になります。術後には生活動作の回復のために自動運動および理学療法をおこなっていきます。
しかし外転型骨折の噛合骨折の場合は骨癒合が望めるため保存療法の適応になります。
保存療法の場合は12週以上を必要とします!
来週は外側骨折について紹介していきます!(櫛渕)




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