2014.12.11RSウイルス
RS(呼吸器合胞体)ウイルスは咳やくしゃみなどの飛沫、ドアノブやコップなどの接触を通して感染します。
4~6日の潜伏期間を経て発熱、鼻水など風邪のような症状が数日続きます。
多くは軽症ですみますが、ひどくなると肺炎や細気管支炎を起こします。
重篤な合併症としては突然死につながる無呼吸発作や急性脳症があります。
また、高齢者は重症の下気道炎を起こす場合があり、特に長期療養施設などでの集団発生が問題となっています。
RSウイルスの特効薬はなく、症状を和らげる対症療法が基本です。
感染を予防するにはうがい、手洗いの励行やマスクの着用が大事です。
この時季、インフルエンザとともにしっかり予防していきましょう!(和田)