2019.08.25首の痛み
首の痛みのほとんどは筋肉の疲労などによるもので心配はいらないのですが、なかには専門的な治療が必要な重い病気が隠れている場合もあります。
首の痛みとは肩甲骨周辺から後頭部の辺りまでを含めた痛みを指し、多くの人が日常的にこの痛みを経験しています。
一般に首の痛みの9割ほどは原因がはっきりしていません。多くが筋肉疲労や精神的なストレスが関係しているとされ、1~2週間で改善することが多く、あまり心配しなくてもよいものです。
しかし、残りの約1割は明らかな原因があるもので、骨に転移したがん、感染症などの病気や骨折・脱臼といった外傷のほか頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症、後縦靭帯骨化症などがあげられます。これらは専門的な治療が必要となるため、痛みが長引くようであれば原因を調べ、症状に応じた適切な治療を受けることが大切です。単なる首の痛みと軽視せず気になる症状は当院スタッフにご相談ください。