2012.09.05最近多い「足首の捻挫」!
最近、足首を痛めて来院するバスケット部、バレーボール部の中学生が非常に多い。
練習中、接触により転倒した際に足首を痛めたり、ジャンプし着地に失敗し足首を捻って痛めることが原因のようだ。
来院時は足をひきずってきたり、ケンケンと器用にジャンプしてきたりと様々だ。殆どの生徒が足首の外側のくるぶしを腫らしているのが解ります!痛みの箇所と、腫れの状態をみてくるぶしを作る腓骨々折も疑うため、超音波画像診断装置を用いて観察する。何とか骨は大丈夫のようだ。くるぶしの前側にある前距腓靭帯さらに踵腓靭帯を痛めたようです。 結果、骨折の症状は見られず捻挫と判断しました。
殆どの患者さんは捻挫と聞いて安心します。安心して頂けるのは嬉しいことですが、捻挫だからと云って無理ができる訳ではありません。
「無理はいけないよ!」施術に専念してもらう為に頑張りすぎない事と、捻挫を馬鹿にしてはいけない事、そして今後の施術過程を説明し納得してもらいました。
このように捻挫は一般的に軽く思われがちですが、放置し、しっかりとした治療を行わなければ、後々に痛みを残しかねませんのでしっかりとした治療をし、また関節を構成している周辺筋群にも注目する必要があります。
大好きな運動、時には休む勇気も必要です! 【本院:永島】