2014.06.19プール熱にご注意を!
関東や関西などで咽頭結膜熱(プール熱)が流行の兆しを見せているようです。
警報基準値を超過する地域も出てきており、これから夏場に向けて注意が必要です。
咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる急性のウイルス性感染症で、のどの炎症や発熱、結膜炎の症状が出ます。
プールでの感染も多いことから「プール熱」とも呼ばれ、主に夏場に流行します。
感染経路は主に接触感染や飛沫感染ですが、タオルやドアの取っ手、エレベーターのボタンなど患者が触れたものを介してうつり、保育園、幼稚園、小学校などでの集団感染も少なくありません。
予防としては、①感染者との濃密な接触を避ける②流行時はうがい、手指の消毒を励行する③水泳前後のシャワーやタオルの共用を避けるということになります。お子様をお持ちの方はご注意を!(和田)