2017.03.2323日(木)
本日は木曜日、午前診療日です。
ニュースで流れていましたね
研ナオコさんが緊急入院、手術!
それが、この大腿骨頚部骨折です。
ご覧の通り、転倒による原因が最も多く
高齢者にも多いのが特徴です。
高齢者の三大骨折の一つでもあります。
骨粗しょう症とも密接な関係がありますよ!
術後のリハビリは、
①ベッド上坐位保持訓練
②車いすへの移乗
③立位保持訓練
④平行棒内歩行訓練
⑤歩行器歩行訓練
⑥松葉杖歩行訓練
⑦T杖歩行訓練のように進めます。
この間に骨折した骨に隣接する関節を動かす訓練や
筋力トレーニングを並行して行います。
大腿骨頚部骨折を受傷された患者さんは、
早期からの起立・歩行をめざした訓練が必要で、
手術翌日からベッド上での坐位訓練が行われます。
歩行能力の回復には受傷前の歩行能力と
年齢が大きく影響すると云われています。
受傷前によく歩けていた人、運動していた人は、
より回復しやすいということです。
しかし、すべての患者さんが元通りの歩行能力を
獲得できるかといえば、残念ながら答えは「NO」です。
大腿骨頚部骨折では,受傷前に屋外活動を一人で行うことが
可能であった患者さんでも、半年から1年後に元通りに
近い歩行能力を獲得できるのは、全体の50%程度に
すぎないと言われています。
本人のリハビリテーションに対する努力と、家族の励ましが
とても重要となります。また、そのお手伝いができるのが
私たち柔道整復師だと考えております。
いつでもご相談ください!
私達、いずみ接骨院グループのスタッフが
皆さまの応援サポーターとしてを頑張らせて頂きます。