2018.01.30心肺蘇生
心肺蘇生
心肺蘇生法(CPR)とは突然に心肺停止、またはこれに近い状態に
なったときに、胸骨圧迫や人工呼吸により対応することをいう。
心肺蘇生、AEDを用いた除細動、気道異物除去を合わせて
1次救命処置といいます。
1次救命で大切なのは時間であり、遅れてしまうと蘇生率が大幅に
下がってしまいます。
ドリンガーの救命曲線というものがあり、それによると呼吸停止から
蘇生をはじめるまでの時間が4分経ってしまうと蘇生する割合は
50%になり、1分経つと25%まで落ちてしまいます。
8分経つと蘇生率はほぼ0%です。※最近ではカーラーの救命曲線の方
が使われることが多くそちらでは心停止から3分後で死亡率が50%になります。
救急員が到着するまで少しでも命をつなぎとめるため早期対応が
重要となります。