2018.03.06気道確保
気道確保
主に頭部後屈あご先挙上法を用います。
下あごを引き上げて頭部を後方へ傾けることで喉の奥を広げ、空気
を通りやすくします。
一次救命処置では人工呼吸を行うために頭部後屈あご先挙上法で
気道を確保します。
手を傷病者の額に、他方の手の人差し指と中指を下あごの先の
骨の部分に当てます。
下あごを引き上げるようにして、額に置いた手で頭部を後方へ傾ける。
気道確保が行えたら次に人工呼吸を行います。
気道を確保した姿勢のまま、額を押さえている手の親指と人差し指
で鼻をつまみ、自分の口で傷病者の口を覆うように密着させる。
傷病者の胸を見ながら胸が上がるのがわかる程度の1秒ほどかけて
息を吹き込みます。
傷病者に出血がある場合や口元が汚れているときには、人工呼吸を
省略して胸骨圧迫を続けます。