2018.03.13心肺蘇生
基本的には胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせて行います。
まず胸骨圧迫を30回(毎分100~120回)
次に気道を確保して人工呼吸(約1秒かけて吹き込む)を2回行う。
1回目の吹き込みで胸が上がらなかった場合には、2回目の吹き込み
を行う前に気道確保をやり直してから吹き込みます。ただし、うまく
胸が上がらない場合でも、吹き込みは2回までとし、次の胸骨圧迫の
開始までの中断時間が10秒以内にします。
※胸骨圧迫の中断時間を短くするため協力者と1~2分ごとに交代します。
人工呼吸が不十分であっても胸骨圧迫が十分であれば、心肺蘇生
への影響は少ないとされています。
人工呼吸の技術がない、自身の無い場合は胸骨圧迫だけの実施でも
構わない。
一人で行うのは大変なので出来るだけ助けを求めるようにしましょう。実際は胸骨圧迫をしながら助けを呼ぶことが多いようです。