2018.04.03異物除去
気道異物除去
気道異物による窒息事故に対しては、近くにいる人が手当を
しなければ救命できません。
物を口に含んでいる時に突然苦しみ出し、呼吸ができなくなった場合には
気道に異物があると疑ってみることが必要です。
主な症状としては、声が出せなかったり呼吸時に異常な音が生じる。
チアノーゼが出てきたり、意識がしだいに鈍ります。
傷病者に意識がある場合、異物が詰まると話しかけても返答できなかったり、
親指と人差し指で喉を掴むような仕草をして、苦しい状態を示そうとします。
このような仕草は、世界共通の合図(窒息サイン)として受けとめます。