2018.12.18もち
どんなに気をつけても喉に餅などを詰まらせるときはあります。そのとき
どの様にして詰まったものを吐き出させるかを知らなくてはなりません。
基本的には下を向かせ咳をさせます。
それが出来ない場合には以下の方法を使います。
背部叩打法
体を手や太ももで支え、手のひらで傷病者の左右の肩甲骨の中間あたり
を力強く連続して叩きます。
そのとき、傷病者の頭はできるだけ低くします。
※小児の場合は抱き抱えるか、太ももで成人と同じように頭を低くして
手のひらで背中を叩きます。
乳児の場合には手で乳児の頭部、あごを固定し、腕にまたがらせて
頭を下げ、手のひらで背中の真ん中を叩きます。
腹部突き上げ法(ハイムリック法)
現在は叩打法で十分に除去効果があり、むやみに突き上げ法を行うと
内臓損傷や胸骨肋骨の骨折を招く恐れがあり推奨されません。