2019.04.09肘内障
肘内障は2~4歳の小児特有の障害であり、発生頻度は高いものです。
手を引っ張ることに加えて、前腕回内(手のひらを下にする)がされると
輪状靭帯の下を橈骨頭がくぐり抜けるために発生する。
外れてしまうと腕を動かそうとしません。肘の外側に痛みを訴えますが、
腫れや赤みはありません。
手のひらを動かしていると自然に嵌ることがありますが、中途半端に
治っている状態でいると癖になりやすくなる可能性があるため、勝手
に治ったからといってそのままにしない方が良いかと思います。