2022.05.10外脛骨
外脛骨とは足の内側(大体くるぶしのななめ下側)にある骨
の突起部分です。専門的にいうと舟状骨内側です。
全ての人にある訳ではなく20%ほどの人にあり、その中で
も痛みのある人やない人もいます。
外脛骨には足首を動かす筋肉が付着しているため骨が成長
しきっていない成長期にこの部分に負荷がかかり過ぎてし
まうと大きくなってしまうことがあります。
学生の子供に多く見られますが、捻挫からであったり扁平足
や先程あった外脛骨が大きくなってしまっていたりすると
大人であっても痛みが出てしまうことがあります。
外脛骨は基本的には運動を中止したりの安静にすることで
症状、痛みを和らげることができます。
しかし、運動を再開するとまた症状が現れてしまう場合が
あります。これは痛みの原因の根本が解決しきっていない
ためなのです。なので痛みを和らげる間にその痛みの原因
が何なのか、その改善策を考えなくてはいけません。
前回にもあったように多くは土踏まずの低下(アーチの低下)
が考えられます。
アーチをサポートされる様なテーピングや靴の中敷き(イン
ソール)によって外脛骨への負担を減らすことができます。