2021.10.06使い方ひとつで、、、
皆さんこんにちは。
街中に出ると、高齢者の方が杖をつきながら歩いているのを見かけますよね
昔から「転ばぬ先の杖」と言われるように、高齢者の場合、躓き転倒してしまうリスク
が増えてきます。けがを未然に防ぐためにも杖は歩行の補助具として最適だと思いますが、
そんな便利な道具も使い方を間違えていては意味がありません。
どんな使い方が正しいのでしょうか?
今回は一般的に多く使用されているT字杖についてお話します。
①握り方
人差し指と、中指で挟み込むようにして握り、杖は痛みの無いほう(健側)
の手で持つようにしてください。
②杖の高さ
手首の位置に柄の部分がくるようにしてください。
③歩行の順番
・患側→痛みのある足(杖を持っていない)
・健側→痛みのない足(杖を持っている)
①杖15~20センチ前外側につく→②患→③健の順番で繰り返し歩いていきます。
⑤階段昇降
昇り・・・①杖一段上につく→②健を杖の位置に③患を健の足にそろえる
これを繰り返します。
降り・・・①杖一段下につく→②患を杖の位置に③健を患の足にそろえる
このように正しい姿勢で補助具を上手に使うことで、日常生活の中で怪我のリスクを
減らすことは大事です。