2022.10.06へバーデン結節
皆さんおはようございます!
天気が崩れてきて少し肌寒いですが、今日も元気に頑張りましょう!
今日はへバーデン結節についてお話していこうと思います。
まず、へバーデン結節とはなにか。
手の指の第1関節(DIP関節とも言います)の背側にできる膨らみを指し、年齢に伴う変形性関節症です。
変形性関節症とは、関節の表面を覆う軟骨の老化や摩耗によって、骨に直接負荷がかかり、骨が徐々に変形する症状です。
他にも母指の付け根(CM関節)に生じれば母指CM関節症と呼びます。
人差し指から小指までの第2関節(PIP関節)に生じるとブシャール結節と呼びます。
へバーデン結節は40歳以上の女性に多く見られる疾患になります。
症状としては、赤く腫れたり、痛みに過敏になります。そのほか、指のこわばりを感じたり、強く握ることが困難になっ たり、安静時でも痛みを感じることがあります。
また変形性が進んでくると痛みが落ち着いてくることが多いのですが、動きが悪くなったり、指がまっすぐでないことを自覚するようになります。
腫れや熱感があれば、患部を冷やしたり、軽くマッサージを行ったり、テーピングや装具などにより関節の安静を保つ(無理をさせない)ことで痛みを軽減させることが出来ます。
また、痛みが強い場合は漢方や消炎鎮痛剤を飲んだり外用剤(湿布や塗り薬)を使ったりします。
指に違和感を感じ始めたら冷やしたり固定したりできることから始めましょう!